アスペルガー症候群の症状の1つに「どもり」がある!
アスペルガー症候群という症状をご存知でしょうか?近年、その症状がクローズアップされることが多いアスペルガー症候群ですが、主な症状をみてみたいと思います。
まず、非常に性格が素直であるということが言えます。一見すると、問題ないように感じますが、あらゆることに対して本音を言ってしまう…自分自身が感じたことをありのままに人に伝えようとするために、相手を傷つけてしまうこともあります。周りとの交流が出来にくくなってしまうのが1つの特徴です。
また、人間には五感と呼ばれる感覚が備わっていますが、アスペルガー症候群の場合、これらのいずれか、もしくは複数が通常よりも過敏になったり、逆に鈍感になることもあるのです。
さらに、日頃のコミュニケーションにおいても、一見するとまったくアスペルガー症候群だと分からないことも多いのですが、直面した状況に応じた適切な言葉を使い分けられないという症状もあります。例えば、日頃よく使う「おはよう」や「こんにちは」などの挨拶についても、その場面にあった使い方が出来ない場合もあるのです。
このように言葉遣いや話し方に関して症状が現れやすいアスペルガー症候群の方は、どもりの症状も現れることも多くあります。人とのコミュニケーションが思うように取れなくなり、それがきっかけで会話というものに恐怖心を抱くようになり、やがてどもりにつながっていくのです。つまり、アスペルガー症候群とどもりには深い関係があると言えるのです。