どもりが長期化すると発達障害の可能性も!その対処法とは?
会話をする際に、頻繁に言葉に詰まってしまうなど、会話がスムーズに行えないのがどもりの主な症状です。このどもりは一般的に幼児期に見られますが、多くは自然と治るものとされています。
しかし、例えば第三者にどもりを指摘され、「自分の話し方は変なのか…」とどもりの症状に悩むようになったとき、逆にどもりが慢性化することもあります。
また、そうでなくとも、小学校に上がってもなお、どもりの症状が見られる場合もあります。このとき発達障害である可能性も出てくるのです。例えば、会話の途中に何度も口ごもってしまったり、最初の言葉かなかなか出てこなかったり、言葉が出てこないがために足踏みするなどの行動が見られる場合が挙げられます。
このようにどもりは長期化すると発達障害であるとも考えられます。そのため、まずはどもりの原因は何なのかをしっかり把握して、それを取り除いていくことが大切になります。どもりについての専門的な知識のある医師や言語聴覚士を受診するのも1つの方法ですし、教育機関に相談してみるのも方法として挙げられます。
そして、どもりを改善するためには周囲も話しやすい環境を作ることも大切です。そもそもどもりはメンタル的な要因で発症するケースも多くあります。そのため、落ち着いて話せる空間を作ってあげること、そして時間が掛かっても一生懸命話そうとしている子供の話を、焦らずに最後まで聞いてあげること…こういった周囲の努力も必要となるのです。