どもり改善のために~滑舌を良くする方法とは?~
どもりは通常、幼児期に多く見られる症状で、自然に治るケースも多いのですが、幼稚園や小学校などで周りにどもりを指摘されることで、どもりがより悪化、そして長期化してしまいます。
どもりの主な症状として滑舌が悪くなるというのが挙げられます。滑舌が悪くなるのは、例えば口を開いて話をしていなかったり、舌の使い方に問題があるなどの理由が考えられます。また、どもりを引き起こす理由として、緊張を強いられたり、不安を感じたりといったメンタル的なものも考えられます。
そこで、どもりを改善する方法の1つとして、滑舌を良くするということが挙げられます。そのためには日頃から滑舌の訓練を行うことがポイントなのです。
訓練と聞くと、人前で話をするのかと思われるかも知れませんが、そんなことはありません。滑舌の訓練はご自宅で1人で行うことが出来ます。
例えば、何でも良いので、お気に入りの本を手元に用意します。その本を朗読するのです。誰かに聞かせようと思わなくて結構です。そして、詰まったらどうしようと不安なる必要もありません。ただただリラックスして、書いてあることをはっきり大きな声で読み上げれば良いのです。
どもりを改善するにあたって大切なのは、滑舌を良くすることではあるのですが、その前にまずは声を出すということに対する恐怖心を取り除いてやること、声を出すことに慣れることが大切です。朗読を繰り返すことで、声を出すことに親しみ、自然と舌の使い方や口の開き方を覚え、どもることなくスムーズに話すことが出来るようになるでしょう。