どもり うつる

意外と知られていない・・・どもりがうつる2つのパターン

どもりには子どもの言語機能の成長に伴って発症する場合もあれば、成人してからストレスなどのメンタル的な要因で発症する場合もあります。

このようなことから、どもりは自分自身から何らかの影響を受けて発症することが多いのですが、第三者からうつってしまうことも多いとされています。

しかし、どもりは風邪のようにうつるわけではありません。どもりが他の誰かからうつる要因として2つのパターンが挙げられます。

まず1つ目は遺伝的な要因です。両親が子供の頃に、どもりの症状があった場合や現在もその症状が見られるなどに、遺伝的に子供にもうつる場合があります。

そして、もう1つは親のどもりを子供が真似をするというケースです。子供はまず身近な人の言葉を真似ようとします。幼児期、特に言語を覚え、会話をし始める2歳前後にかけては親と接する時間が大半を占めます。子供は親の真似をして言葉を習得し、そして話そうとするのですが、もし親にどもりの症状があっても、子供はそれをどもりではなく、正しいものと判断して覚えるのです。そのため、本来はどもりの症状が見られなかったとしても、このことによりどもりを発症することになるケースもあります。

もちろん、どもりがうつるのは親だけとは限りません。例えば、保育園や幼稚園、小学校などで友達が出来、毎日の暮らしの中で長い時間、一緒に過ごすことになったとき、その友達にどもりの症状があればうつる可能性もあります。つまり、この場合は遺伝的な要因ではなく、あくまでも真似をしたり、影響を受けたりといったことがどもりの原因となるのです。

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